19世紀末、アマゾン河の上流で天然ゴムが発見され、これをきっかけに周りをジャングルに囲まれたこの町マナウスを中心に一大ゴムブームが巻き起こった。一攫千金を夢見た人々がヨーロッパから大挙して押し寄せてきた。 空前のゴム景気にわくマナウスは一躍ヨーロッパの社交場と化した。 |
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アマゾン河の合流 |
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両岸をジャングルに囲まれたアマゾン河最大の支流ネグロ川と本流のソリモンエス川がマナウス市の東で合流する。ネグロ川の黒い色とソリモンエス川の黄土色の水は互いに混ざり合わずに10kmも下流まで二色の帯が続いていく。まさに奇観である。 |
アマゾナス劇場 |
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19世紀にゴムで栄えたマナウスの町に、ヨーロッパから持ち込まれた文化の象徴とも言える「アマゾナス劇場」。このルネッサンス様式のオペラハウスの建築材は、ビス一本に至るまでヨーロッパから輸入したもので、内部も大理石をふんだんに使用した贅沢なものである。 | |